今回のタイトルの「風をあつめて」は、作詞家・松本隆が所属していたバンド「はっぴいえんど」の代名詞ともいえる曲名。果たしてその曲にも関係する「プロテストソング」の話。、待兼山=大阪大学から起こった反戦運動、しかも1950年代の「朝鮮戦争」の際に、武器弾薬が大阪で作られて、伊丹空港から運ばれていたということやその周辺の話が語られる。9月に閉店する2階にある「喫茶店」の下、同じく9月で閉店する1階の「本屋さん」の先代の店主=主人公の亡くなった父親の歴史が語られる、大変興味深い話。
この話の舞台ではもう「8月」。ということは、あと1回で、話は終わっちゃうの???
(2023、11、20)


