9164「戦ぐ(そよぐ)・戦く(おののく)」

2023 . 10 . 17

9164

 

 

「戦ぐ」

と書いて、

「そよぐ」

と読むそうです。初めて知りました。「戦」の「訓読み」は、

「戦う」(たたかう)

しか知りませんでした。しかし調べてみたら、このほかにも、

「戦く」(おののく)

があるのですね!ただし「常用漢字表」に採用されている訓読みは、

「たたかう」「いくさ」

しかありませんが。

なぜ「そよぐ」「おののく」と読めるのでしょうか?読めるというか、この漢字にそういった訓読みを当てはめたのでしょうか?

「おののく」は、

まだわかる気がするけど「そよぐ」?

漢和辞典引くと、やはり「戦」の「おののく」は「戦慄」の「戦」。

「ぶるぶる ふるえる」

の意味。そして「単」は、

「平らな扇状をした『ちりたたき』を描いた象形文字」

だそうで、その「平面」で、

「パタパタたたく」

ことを意味すると。

そして「戦」は、

「『戈(ほこ)』でパタパタ(バタバタ)敵をなぎ倒す」

という意味なんだそうです。だから「たたかう」で、それによって「おののく」か。

へえー!知らなかった!

そうすると、「そよぐ」と読むのも、

「平面であおぐ」

ところから来たのかもしれませんね。

「扇ぐ」

と、共通するのかもしれません。「音読み」は共に「セン」ですし。関係ないか?

 

(2023、10、16)