「戦ぐ」
と書いて、
「そよぐ」
と読むそうです。初めて知りました。「戦」の「訓読み」は、
「戦う」(たたかう)
しか知りませんでした。しかし調べてみたら、このほかにも、
「戦く」(おののく)
があるのですね!ただし「常用漢字表」に採用されている訓読みは、
「たたかう」「いくさ」
しかありませんが。
なぜ「そよぐ」「おののく」と読めるのでしょうか?読めるというか、この漢字にそういった訓読みを当てはめたのでしょうか?
「おののく」は、
まだわかる気がするけど「そよぐ」?
漢和辞典引くと、やはり「戦」の「おののく」は「戦慄」の「戦」。
「ぶるぶる ふるえる」
の意味。そして「単」は、
「平らな扇状をした『ちりたたき』を描いた象形文字」
だそうで、その「平面」で、
「パタパタたたく」
ことを意味すると。
そして「戦」は、
「『戈(ほこ)』でパタパタ(バタバタ)敵をなぎ倒す」
という意味なんだそうです。だから「たたかう」で、それによって「おののく」か。
へえー!知らなかった!
そうすると、「そよぐ」と読むのも、
「平面であおぐ」
ところから来たのかもしれませんね。
「扇ぐ」
と、共通するのかもしれません。「音読み」は共に「セン」ですし。関係ないか?
(2023、10、16)


