<2019年8月21日に書き始めました。>
何軒か店を渡り歩いて飲むことを、
「はしごする」「はしご酒」
と言いますよね。これって、なぜ、
「はしご」
なのでしょうか?考えてみました。
思い当たるのは「はしご」を使う仕事、つまり、
「消防士」
さんですね。昔の「火消し」ですが、その仕事ぶりが、
「はしごをかけて屋根に上り、建物を壊すか、纏(まとい)で火消しの指示をしては、また下りて来て、別の屋根にはしごをかけて上って・・・を繰り返していたところから」
ではないでしょうか?知らんけど。
国語辞典を引いてみても、そこまでは載ってないんだよね。
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で、4年寝かせて「2023年10月24日」に、報道のFデスクから、
「道浦さん、飲み屋を出て次の店に飲みに行くのを『はしごする』って言っていいですかね?」
と質問を受けました。そこで辞書をで「はしご」を引くと、
「はしご飲み」
とあり「はしご飲み」を引くと、
「はしご酒」
のことだと。それで「はしご酒」を引いてみると、
「店を何軒も次々と飲み歩くこと」
とありました。いくつか引きましたが、やはり、
「次々と」「何軒も」
とあったので、
「2軒の飲み歩きでは『はしご』とは言わない。少なくとも『3軒以上』飲み歩くこと」
と判断しました。そして、この表現は「俗語」であることも伝えました。
大阪府警守口署の25歳の警察官が「はしご酒」をした後に、駅員を3発殴ったという事件のニュースでした。情けない!
(2023、10、24)


