「釣り」と「うどん」と「一人キャンプ」が好きな、中学時代からの友人が、フェイスブックに、
「鯛ラバでゲット!」
という文言と共に、見事な鯛を釣り上げた得意満面な笑顔の写真をアップしていました。
釣りをしない(したことはあるが)私は、この、
「鯛ラバ」
の意味が分かりませんでした。この言葉を聞いて、まず思い浮かべたのは、
「リゾラバ」(古っ!)
という略語でした。もう「死語」かな。「爆風スランプ」の曲。「リゾラバ」は、
「リゾートラバー」=「リゾート限定の恋人」
の意味だったので、「鯛ラバ」は、
「鯛ラバ―(lover)」=「鯛が好きな人」
なのでしょうか?それも、なんかヘンだな。
フェイスブックに書き込んだ友人に尋ねてみたら、
「鯛を釣る時に使う『ラバー(ゴム)の擬似餌』みたいなもの」
のことだそうです。全然、わからんかった!「ラバー」(恋人)ではないのか。
また一つ、賢くなりました。あんまり役には立たないかもしれませんが。
グーグル検索では(10月17日)、
「鯛ラバ」=217万件
も出て来ました。そのトップに出て来たサイトでは、
「鯛ラバの基礎知識」
として、こう記されていました。
「鯛ラバは、漁具から派生した和製ルアー(鯛ラバ)を海底まで落とし、巻き上げるだけで真鯛が釣れる船のルアー釣りです。」
手軽に楽しめて操作も簡単なのだとか。へえ、そうだったのか。人気があるんですね!
そして「ルアー」そのもとのというか、「そのルアーを使った釣り自体のこと」も、いうのかもしれませんね。
「三省堂国語辞典・第八版」には載っていませんでした。
(2023、10、17)


