9098「『さわる』と『ふれる』」

2023 . 9 . 1

9098

 

ふと思いました。

「さわる」と「ふれる」

は、漢字で書くと、

「触る」と「触れる」

で、同じ「触」という感じを使っていますが、「意味の違いは何か?」ということです。

うーん。

「さわる」=「指」

「ふれる」=「それ以外も含む」

かなあ。

「さわる」は「指」だから、より細かな所までさわれて、細かな作業も可能。

(例)髪をさわる、パソコンをさわる。

「ふれる」は、英語では「タッチ(touch)」で、軽く当たったり、軽くさわった感じかな。「接触するだけ」。

(例)肩にふれる、手がふれる、手でふれる、心がふれる、こころにふれる、ふれあい、髪にふれる

動詞の前の助詞は、

「を」+「さわる

「に」(を)+「ふれる」

かな。

「ふれあい」はいいけど、「さわりあい」はイヤだな。

そんなことを考えました。

大阪弁では、

「いらう」

がありますが、

「あちこち、いらう」

は「さわる」に近いですかね。それより少し、

「乱暴、荒っぽい、雑な感じ」

ですかね。

まだもう少し考えられそうですが、ま、きょうはこの辺で。

 

(2023、8、31)