大学の後輩が、その日の昼に食べたものの写真をフェイスブックに上げていました。そのメニュー名前が、
「絶望のパスタ」
というんだそうです。おいしそうな写真と名前のギャップが“半端ない”です。
これは「そのお店固有の名前」なのか?なぜ「絶望」なんて名前が付いたのか?
検索してみたら、実はパスタの本場「イタリア」では割と「一般的な名前」なのだそうです。
どんなパスタなのか?
実はこれ、
「ペペロンチーノ」
のことだとか。あの、オリーブオイルで、
「パスタとニンニクと鷹の爪」
を炒めただけの、シンプルなパスタですね。命名の由来は、
「絶望している時でも、ペロリと食べられるほどおいしい」
「たくさんの野菜を細かく刻む下ごしらえに調理人が“絶望” してしまうから」
「3つの材料(パスタとニンニクと鷹の爪)さえあればできてしまう。たとえ絶望の淵にいても作ることができるところから」
「貧乏で入れる具がないという意味の“絶望”と、料理人がこれ以上、手を加えられないという意味の“絶望”をかけている」
などいくつかの説があるそうです。(諸説あり!)
でも「絶望」という名でも「おいしい」んですよね?せっかくなら、
「希望のパスタ」
の方が、絶対ネーミングとしては「素直」だし好ましいよなあ。
グーグル検索では(9月21日)、
「絶望のパスタ」= 2万1000件
(=「パスタ・ディ・ディスペラート」=10件)
「希望のパスタ」=37万6000件
でした。一方、
「貧乏人のパスタ」(=2万6200件)
(=「スパゲッティ・アッラ・ポベレッラ」=5件)
というのもあるそうです。これは、
「具材は卵とチーズのみ」
こっちの方が好きかも。
(2023、9、21)


