「行き過ぎ」
の「行き」の読み方は、
「いき」「ゆき」
両方ありますが、何か使い分けはあるのか?ということについて考えてみました。
まず思い付くのは、
「いき」=口語的
「ゆき」=文語的
ということですね。どちらでも間違いではないですが、現代でも「ゆき」しか使わないケースはあるのか、かんがえてみました。
(1)「行き過ぎ」と「体言止め」なら「いきすぎ」が主流。
(2)「行き過ぎた」で「動詞の過去形」で「どこかへ行って通り過ぎた」のなら「いきすぎた」。
(例)降りる駅をいきすぎた
(3)「形容詞句」で「過剰な」「やり過ぎ」という意味なら「ゆきすぎた」。
(例)ゆきすぎた指導
ただし、「過剰な」の意味でも「体言止め」で「やり過ぎ」の場合は、
「それは、いきすぎだよ」
とも言えますよね。
こんなところではないでしょうか?
(2023、9、13)


