8月28日の「日経新聞・夕刊」の「なるほど!ルーツ調査隊」というコーナーで、
「サイリウム、アポロ計画で開発」
という見出しが。サブタイトルで、
「光る棒、音楽ライブ必需品に」
とありました。ああ、あのコンサートのライブ会場で振る光る棒ね。本文を読むと、
「ライトには化学反応で発光するサイリウム(サイリューム)が使われることが多い」
と書かれていて、
「サイリウム」「サイリューム」
2通りのカタカナ表記がありました。どちらで書いても読んだら、
「サイリューム」
と「長音で(伸ばして)」聞こえると思うのですが。これは、
「シンポジウム」「プラネタリウム」「サナトリウム」
と書くことになっているけど、読むと、
「シンポジューム」「プラネタリューム」「サナトリューム」
になるのと同じかなと思いました。
記事を読み進めると、この、
「火や電気を必要とせず、発光時に熱を伴わないサイリウム」
の開発は、1960年代にアメリカNASA(米航空宇宙局)の「アポロ計画」が起源で、
「ホタルが、体内にある2種類の化学物質と酸素を反応させて発光していること」
に注目して、研究を重ねたそうです。
日本では、福岡県古賀市の「ルミカ」という会社が、1980年~1990年代ごろから販売を手掛けているそうです。そして、
「サイリューム」
という「商標」はアメリカの企業が持ってているので、日本では、
「サイリウム」「ケミカルライト」
といった「商品名」で普及していったとのこと。
あれ?だとすると、「サイリューム」も「サイリウム」も「ケミカルライト」も、
「商品名」
ということ?「一般名」は「何」なんでしょうか?
「化学物質発光棒」
とか、そのままだけど、ややこしい、理屈っぽい名前になるのかな???
「発光棒」
だと簡単だけど、
「うまい棒」
みたいだもんなあ…。
どなたか「一般名」をご存じの方、ご教示ください!


