最近ときどき目にする言葉に、
「タイムリープ」
があります。きょう(9月25日)の「ミヤネ屋」の中でも出て来ました。
これは、以前だったら、
「タイムスリップ」「タイムトラベル」「タイムトリップ」
と言っていたものですよね?意味は微妙に違うかな。
「タイムスリップ」=たまたま時空を超えてしまう、時間のはざまに落ちてしまう
「タイムトラベル」=タイムマシンを使って過去や未来へ旅行する
「タイムトリップ」=「タイムトラベル」と同じ。
これに対して「タイムリープ」の、
「リープ」
というのは、
「ジャンプする」「跳躍する」
という意味だと思います。ワインで、鹿の絵が描かれたエチケット(ラベル)の、
「スタッグススリープ」
という銘柄や、ジャンプしたカエルの絵柄のエチケットの、
「フロッグスリープ」
というのもあります
「三省堂国語辞典・第八版」に「タイムリープ」は載っておらず、
「タイムスリップ「タイムトラベル」
は載っていました。そして「タイムトラベル」の語釈の中には、
「タイムトリップ」
も載っていました。「トリップ」といえば、
「いんなあとりっぷ」
という雑誌もあったなあ。でも「平仮名」だと、なんかイメージが違う感じ。
「ウィキペディア」によると、
「タイムリープ(和製英語:time leap)は、日本語に直訳すると『時間跳躍』となる。和製英語で、小説『時をかける少女』(1968年)で登場した造語。」
だそうです。その作品では、
「タイムトラベル」の意味で使われていたそうです。
その後、1995年の小説『タイム・リープ あしたはきのう』では、
「自分自身の意識だけが時空を移動し、過去や未来の自分の身体にその意識が乗り移る」
というものだったそうです。
グーグル検索(9月26日)では、
「タイムリープ」 = 389万件
「タイムスリップ」=1670万件
「タイムトラベル」= 293万件
「タイムトリップ」= 44万件
でした。
なんと「タイムスリップ」が一番多いんだ!
それで「タイムトラベル」よりも「タイムリープ」のほうが多いのですね!
「メタバース」へは「トラベル」ではなく「リープ」する感じがするので、「タイム」に関しても「リープ」を使うのでしょうか?「スリップ」は万能かな?


