7月12日、大阪関西万博の「パナソニック」の「パビリオン建設」についてのニュースで、その広さが、
「サッカーコートの半分ぐらいの広さ」
と表現したいのだが、この場合、
「サッカーコート」
と言っていいのか?それとも、
「サッカーグラウンド」
なのか?いや、サッカーでは今は、
「ピッチ」
というので、
「サッカーのピッチの半分」
なのか?あるいは、
「サッカー場の半分ぐらい」
なのか?
どれで表現すればいいでしょうか?と、報道のFデスクから質問を受けました。
たしかに今、サッカーでは「ピッチ」と言いますが、
「サッカーのピッチの半分ぐらいの広さ」
では、一般視聴者には伝わりにくいですよね。
「うーん、『サッカー』という『競技そのもの』を伝える中で使うのではないから、『ピッチ』という専門用語は使わなくてもいいんじゃないのかなあ」
とアドバイスして、結局、
「サッカーコートの半分ぐらいの広さ」
という表現で放送したようです。
今、ネット検索してみたら(8月8日)
「サッカーコート」 =30万8000件
「サッカーのピッチ」 =19万5000件
「サッカーグラウンド」=19万3000件
「サッカー場」 =656万0000件
でした。これに「~の広さ」を付けると、
「サッカーコートの広さ」 = 4960件
「サッカーのピッチの広さ」 = 1520件
「サッカーグラウンドの広さ」= 955件
「サッカー場の広さ」 =1万6700件
になりました。
(2023、8、8)



8月29日の「ミヤネ屋」で同じようなことが出てきました。
北朝鮮の現状をお伝えする中で、今月半ばの台風で、
「農地を含む560ha(サッカーコート785個分)の干拓地が冠水」
というもので、この比喩では、やはり、
「サッカーコート」
になっていました。
(2023、8、29)