「カタカナ」の擬態語や擬声語(擬音語)の後に来る、
「~って」
「~ッて」
の小さい「っ」「ッ」の「平仮名」と「カタカナ」の使い分けは、どうすればいいんでしょうか?
悩みます。
その前の「擬音語の母音」によって、変わるのでしょうか?たとえば、
「〜と」
の場合【(?)は「そんな言葉ないだろうな」というものですが】、「カ行」と「ラ行」でやってみたら、以下のよな感じになりました。
「ラ」
カラッと
キラッと
クラッと
ケロッと
コロッと
「リ」
カリッと
キリッと
クリッと
ケリッと(?)
コリッと
「ル」
カルッと(?)
キルッと(?)
クルッと
ケルッと(?)
コルッと(?)
「レ」
カレッと(?)
キレッと(?)
クレッと(?)
ケレッと(?)
コレッと(?)
「ロ」
カロッと(?)
キロッと(?)
クロッと(?)
ケロッと
コロッと
このうち、実際にある表現を書き抜き、
「平仮名の『っ』」「平仮名+っと」
と並べてみます。そしてその3つの中で「一番ふさわしい表記だ」と私が思うものに★を付けます。2番目は〇です。
「ラ」
★カラッと・カラっと・〇からっと
★キラッと・キラっと・〇きらっと
クラッと・クラっと(★クラクラっと)・くらっと
★ケロッと・ケロっと・〇けろっと
★コロッと・コロっと・ころっと
「リ」
★カリッと・〇カリっと・かりっと
★キリッと・〇キリっと・きりっと
★クリッと・〇クリっと・くりっと
★コリッと・コリっと・こりっと
「ル」
★クルッと・クルっと・〇くるっと
「レ」=なし
「ロ」
★ケロッと・〇ケロっと・〇けろっと
★コロッと・〇コロっと・〇ころっと
という感じで、これといった法則は、見いだせません。
ただ、やはり「最初の部分がカタカナ」だと、小さい「ッ」も「カタカナ」が多いのかな?と。
また「小さいッ」が付くと、
「その前の言葉に勢いがある感じ」
がしますね。一方、
「コンコンコン」「フワフワ」
という言葉の場合は、
「コンコンコンって」
「フワフワって」
と「平仮名の『って』」でよさそうです。
「コンコンコン」で完結していて、勢いはない感じ。「ふわふわ」も柔らかく勢いがなく、完結している感じ。前の部分も「平仮名」で、
「ふわふわって」
のほうが、よさそうな気もします。
そのほか、
「『クソッ』っと」
という場合は「クソッ」までがカギカッコでくくられていて、そのs都に平長野小さい「っ」がきます。つまり、
「促音のあとは、平仮名の小さい『っ』が来る」
のではないでしょうか?
また、「コンコンコンって」「フワフワって」のように、
「撥音のあとも、平仮名の小さい『っ』が来る」
のかもしれません。
まだまだ考えないと…。


