5月12日の「ミヤネ屋」の「240ニュース」で、5月6日に北海道の高校の野球部女子部員が、
「防球ネット」
の下敷きになって意識不明の重体だというニュースをお伝えしました。
しかし他社のニュースなども見て、元・読売新聞の校閲担当で現在「ミヤネ屋」のチェックをもしてもらっているNさんから
「『防球ネット』ではなく『バッティングケージ』では?」
とご指摘がありました。そこで、
「バッティングケージ」(「ゲージ」ではない)
に直しましたが、日テレ(とSTV)は、
「防球ネット」
で放送していました。それをみて慌ててまた「防球ネット」に戻そうとしましたが、間に合いませんでした。そもそも、
「バッティングケージ」と「防球ネット」
はどう違うのでしょうか?
事故が起きたものの形状は「バッティングケージ」と同じような、
「移動式の3面」
のものでしたが、「目的」が違うと「呼び名」が変わるのでしょうか?そこは分からずじまいでした。インターネットで検索すると、「防球ネット」というものも存在しましたが、それは「移動はしない」で「張り巡らせるような」もののようです。
夕刊では「朝日新聞」以外は記事が載っていました。全紙「本文」では、
「バッティングケージ」「移動式(の)バッティングケージ」
で、「防球ネット」はありませんでした。(時事通信は「防球ネット」)
「見出し」は、やはり「バッティングケージ」は長いので「ケージ」を使い、
(読売)ケージ下敷き
(毎日)ケージ倒れ
(産経)打撃ケージ
(日経)ケージの下敷き
でした。
後で記事をよく見たら、
「3塁側からホームベース上へ移動させようとしていた」
ということなので、これは
「バッティングケージ」
が妥当だったのでしょうね。
その後の女子部員の容体に関する記事が見当たりませんが、心配です…。


