3月13日から、マスクの着用が「個人の判断」になりました。
まあ、それまでだって「個人の判断」だったんですが、それぞれの所属している学校や会社、組織内での決まりでほぼ100%、
「マスク着用は義務」
という感じでした。それが緩くなるということですね。
それに伴っていろんな職場で、これまでと対応が変わってきます。その中で、
「化粧品売り場の店員さん」
を「ミヤネ屋」で紹介しました。朝礼で、この日から対応がどう変わるか?という注意点について指導員の方が説明している中で
「タッチアップ」
という言葉が出て来ました。
「お客様にメークを指導すること」
を「タッチアップ」と言うのだそうです。全然、知りませんでした。まあ、化粧品売り場へ行ってメークをしてもらうことがないですからね。女性は、みんな知っているのかなあ?でも、
「化粧をしてもらう側」
ではなく、
「化粧をしてあげる側の業界の言葉」
だから、案外、女性でも知らないのかも。
我々は「タッチアップ」と聞くと、ちょうど「WBC」もやっていることだし、
「野球で打者がフライを打った際に、野手がキャッチしたのを見て、ランナーが次の塁へと進む(ある意味「盗塁」する)こと」
を言うと思っていました。この日の「ミヤネ屋」のテロップでは、
「タッチアップ(メーク体験)」
と意味を補って出しました。
(『新聞用語集2022年版』では「メイク」ではなく「メーク」と表記することになっています。)
(2023、3、20)



(追記)
川崎市のNさんから、こちらにも感想・ご意見を頂きました。ありがとうございます!
Nさんは「タッチアップ」といえば、
「車の塗装の、小さな傷を補修する塗料」
を連想するとのこと。あ、そういえば、
「タッチアップペン」
は聞いたことがあります。ウーム、「車のボディー」も「人間のボディー」というか「フェース」も「塗装」が必要と言うと怒られるなあ。
また、「塗装工事」の分野でも「タッチアップ」と言うようで、
「タッチアップとは、塗装工事などで、一度仕上げたところを部分的に修整塗りすること。また、塗装品などの幕板や鼻隠し・破風板を釘止めする場合などの、釘頭隠しにタッチアップが行なわれる。」
とのことです。勉強になりました!
(2023、3、23)