2月28日の「ミヤネ屋」で、ナレーターのSさんが、
「如何」
という言葉を、
「理由の如何(イ/カ\ン)にかかわらず」
と読んでいたのを聞いて、私は、
「理由の如何(イ\カン)にかかわらず」
つまり、「頭高アクセント」だと思ったので、
「『如何(いかん)』のアクセントは『頭高』です』
と、「私の感覚」で、アクセント辞典で「確認せずに」指摘しました。
しかし、Sさんから、
「アクセント辞典は『中高アクセント』で載っているのですがが…」
との指摘を受け、改めて、
『NHK日本語発音アクセント新辞典』『三省堂アクセント辞典』『新明解国語辞典』
を引いてみたところ、3冊とも「いかん(如何)」のアクセントは、
「イ/カ\ン」(中高)
しか載っていませんでした。知りませんでした。Sさん、すみませんでした…。
そう言えば、
「いかんともしがたい」
の場合は、
「イ/カ\ントモ」
で「カ」にアクセントがありましたね。
「結果如何で」
という場合、「イ\カン」は、「頭高」のようにも感じるんだけどなあ…。
やはり、思い込みは「イカン」ですね。
(2023、3、15)


