8824「『スペア』の意味」

2023 . 1 . 17

8824

 

1月6日の「ミヤネ屋」で イギリスのヘンリー王子が出版する本、

Spare(スペア)」

について取り上げました。この本のタイトルの「スペア」は、「二男」である「ヘンリー王子」は、兄(長男)の「ウィリアム皇太子」に何かあった場合の、

「スペア(代替品)」

として扱われてきたというような気持ちが込められているんだろうなと想像されますが、一応、その原語「spare」を英和辞典で引いてみたら、思いのほか、多くの意味が記されていました。特に「動詞」部分です。それによると、

(1)(時間・金など)をさく、与える

(2)(SVOO2O1(人)にO2(苦労・不安・手間暇など)をかけない、…を免れさせる、<人>に(…を/…することを)免れさせる<面倒なこと>をせずにすます。

(3)(通例否定文で)<出費・努力など>を惜しむ、(物)を節約する、少しだけ使う。

(4)(通例受け身)<人・物>に危害を与えない、<人・物など>を(危害などから)助ける、<人・物など>に<危害など>を与えない。

という感じで、「動詞」としての「spare」は、ちょっと思っていたのと違う使われ方をするのですね。

一方「形容詞」としては、

  • 予備の、スペアの。
  • 余分の、空いている。

(3)<時間が>あいあた、余暇のための、手ぬきの。

(4)<文体・絵などが>簡潔な。

(5)((文))(ぜい肉がなく)やせた、ほそりとした。

(6)【限定】((文))質素な、切り詰めた。

そして、「名詞」としては、

(1)予備品、スペア。

(2)(3)略

(4)(ボウリング)スペア。

とありました。(「ジーニアス英和辞典」)

ふだん日本語・外来語としての「スペア」は、「名詞」の(1)と(4)の意味でしか使っていませんね。

なおこの「スペア」という本は、すでに全世界で140万部も売れるミリオンセラーになっているということです。すごいですね。普通、「スペア」には、そんなことはできないのでは?(つまり「ヘンリー王子」は「スペア」ではないのでは?)

 

(2023、1、17)