8790「地元産品はサンヒンか?サンピンか?」

2022 . 12 . 14

8790

 

「ふるさと納税」

を巡って、「返礼品」の額は、

「ふるさと納税額の3割まで」

となっているのに、

「5割超の返礼品を出していた」

として、兵庫県洲本市が「ふるさと納税」の対象外となった話題を12月14日の「ミヤネ屋」で放送しました。

それに関連して、放送後に澤口アナウンサーが、

「『地元産品』の読み方は『サンヒン』ですか?『サンピン』ですか?私は今日は『サンヒン』で読んだんですけど…」

と質問してきました。

「ふるさと納税」の返礼品は、

「地元産品に限る」

という決まりがあるということを紹介した際のことですね。

これ、似たようなことを、前に書いたなあと思って検索したところ、

「平成ことば事情4292 農産品はノーサンピン?」

というのが出て来ました。「2011年の6月」のことでした。

その際は、NHK放送文化研究所の塩田雄大さんに意見を仰いで、

「ノーサンヒン」「ノーサンピン」

2種類の読み方が考えられるが、放送では、

「ノーサンヒン」

のほうがいいだろうというご意見を頂きました。

それに倣うと、

「ジモトサンヒン」

かなあ。つまり、

「地元産・品」=「ヒン」

「地元・産品」=「ピン」

ということなんでしょうね。「県産品」も同様ですね。でもつい、

「サンピン」

って、言ってしまいそうな気もしますが・・・。

 

(2022、12、14)