12月16日の「ミヤネ屋」のテロップをチェックしていたら、校閲担当の元読売新聞Nさんから、
「きのう(12月15日)の『読売新聞』1面『編集手帳』には、
『日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)』は『冬将軍』とは少し違う
と書いてあったんですが、きょうのオープニング原稿・テロップに、
『冬将軍』
が出て来ますが、これで大丈夫ですか?」
と質問されました。
そこで、気象予報士の蓬莱さんに確認したところ、
「『日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)』も、広い意味ではシベリア寒気団による『冬将軍』に含まれます」
とのことで「OK」でした。
幅広く「面」でシベリアから押し寄せる冬型の気圧配置による寒さ全体を、
「冬将軍」
と言い、そのうち朝鮮半島の「白頭(ペクトゥ)山」で二手に分かれた寒気が日本海の所でまた「収束」(合体)してビームのように日本列島の日本海側を襲うのが、
「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」
なのだそうです。ふーん、難しいなあ。
(2022、12、16)


