11月15日の「ミヤネ屋」のテロップをチェックしていたら、「G20首脳会議」が開かれている「インドネシア・バリ島」の空港の名前が出て来ました。それが、
「ングラ・ライ国際空港」
と、「カタカナ」で「ン」から始める珍しい表記の名前でした。独立戦争の英雄、
「グスティ・ングラライ将軍」
に由来するそうです。
アフリカをはじめ「ン」(N)から始まる名前はありますが、カタカナにするときは、たいてい「ヌ」にするか「エム」にしたりしています。
昔、ガンバ大阪に居たナイジェリア人選手「ンボマ」は「エムボマ」とか、「ンケケ」を「ヌケケ」とか、WTO(世界貿易機関)の事務局長になった、ナイジェリアの元財務相の「ヌゴジ・オコンジョイウェアラ氏」も、本来は「ヌゴジ」ではなく「ンゴジ」だし。それに従うと、この空港名も、
「ヌグラ・ライ」
になりますよね。でもグーグル検索では(11月15日)、
「ングラ・ライ国際空港」=2万4300件
「ヌグラ・ライ国際空港」= 0件
でした。
2014年4月11日から、正式名称は将軍のフルネームで、
「イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港」
に変更されたそうです。しかし通称は、
「バリ国際空港」「デンパサール国際空港」
だそうです。
・・・そもそも、それで良かったんじゃないか?結局、このテロップは出さなかったけど。
(2022、11、15)


