カタール・ワールドカップ真っ盛り。日本は初戦のドイツに勝って、
「さあ、11月27日・日曜日のコスタリカにも勝つぞ!」
と盛り上がっていた、対戦2日前の金曜日(25日)、「ミヤネ屋」のADさんが、
「コスタリカの国旗、『2種類』あるみたいなんですけど、どっちを使えばいいんでしょうか?」
と質問してきました。「え?何それ?」と思って調べてみたら、
「外側2本の横縞が『青』(空を表す)」
「その内側2本が『白』(平和を表す)」
「真ん中の1本が『赤』(自由のために流された血)」
の国旗の「真ん中の赤」の「左端」に、
「紋章が『ある』ものと『ない』もの」
の「2種類」があり、普通は「紋章がある国旗」が使われ、日本の外務省のサイトを見ても「紋章ありの国旗」が載っていますが、帝国書院の地図帳の解説を見ると、
「民間で使用するときは紋章を外す」
と書かれています。金曜日(25日)の「ミヤネ屋」では「紋章ありの国旗」を使ってしまったが、月曜日(28日)の放送ではどうしましょうか?というのですね。
そこでコスタリカの第1戦(スペイン戦)ではどうだったかを見てみたら、試合会場での「試合前セレモニーの国旗」も、中継の中の「国名の横の国旗のイラスト」も、
「紋章なしの国旗」
だったので、28日(月)の「ミヤネ屋」では「紋章なしの国旗」を使うことにしました。(日本との試合当日も「紋章なし」でした。)
しかし、日本の敗戦(0-1)を伝えた28日(月)の各紙夕刊は、
「読売・朝日」=紋章あり
「産経・日経」=紋章なし
「毎日」=国旗の掲載なし
と、対応が分かれたのでした。「毎日」は他の日も「国旗」は載っていませんでした。
どちらが正しいのか?どちらでもいいのか?
わかりませんが、「国旗はずっと変わらない」と思っていると、いつのまにか変わっていることもよくありますので、こういう点にも注意が必要ですね。


