もう9年も前、出た時に買って「積ん読」になっていた本。少し時代のズレがあるが、最近そういう本も読んで、その「差異」も玩味している。
これは意外な発見があった。
非自民・非共産で出来た細川政権以降、女性の社会進出を勧めようと舌社会の流れに対して、「男女共同参画」反対で戦前の日本の家族制度の復活を企図している「日本会議」とそれと考えを同じにする議員や団体の動きは、「勝共連合」「統一教会」と温馬事方向を向いているということである。
そうか、実はこの動きはそんな頃から…という図式が理解され、この40年ほどの日本と世界の動きの流れが分かった気がした。
「男女分業を基本とするプロテスタンティズムの根強さ」(184ページ)なども「なるほど」と。
いろんなことで、意外な勉強ができますね
(2022、8、31読了)


