<4年前=2018年12月に書いたのに、ほったらかしになっていました>
2018年12月3日の「かんさい情報ネットten.」で、
「JTBなどの旅行代理店は」
というフレーズが流れているのを耳にして、
「おや??『旅行代理店』というのは、『旅行会社の下請けをするような中小の業者』を指すのであって、『JTB』や『近畿日本ツーリスト』や『阪急交通社』『HIS』のような『大手』は『旅行会社』あるいは『旅行業者』なのではないかな?」
と思いました。以前(と言ってももう20年ぐらい前の)の用語ガイドブックには、たしかにそう書いてありましたが、今のガイドブックには載っていません。
ネット検索してみたところ、まさにそのままの問いが「ヤフー知恵袋」(2010年10月)にありました。「ベストアンサー」によると、
『旅行業法では、(1)旅行業と(2)旅行業者代理業の2つあります。それをマスコミが両方まとめて「旅行代理店」と呼んでいるので紛らわしいことになるのです。』
として、「旅行業」は「海外、国内の募集・受注型企画旅行、手配旅行、旅行相談」などを行う者で、これに対して「旅行業者代理業」は、「所属する旅行業者」の旅行商品を他社のために代理して販売するだけで、
「旅行企画ができるのは旅行業者のみ」
なのだそうです。まさに「旅行代理店」は、
「(旅行業者の企画する)旅行を代理販売する店」
ということですね。
「マスコミ」が悪いのね、混在させてしまっているから・・・。
以後、さらに注意します!
(2018、12、3)


