2013年12月19日早朝、「王将フードサービス(餃子の王将)」の大東(おおひがし)隆行社長が射殺された事件で、9年後の10月28日、別の事件で福岡刑務所で服役中の特定危険指定暴力団「工藤会」系の暴力団組員・田中幸雄(ゆきお)容疑者(56)が逮捕されました。この、有名なチェーン店「餃子の王将」の、
「餃子」
にルビを振るかどうか?「ミヤネ屋」ではこれまで「餃子」が出てきた際には、
「餃子(ギョーザ)」
とカタカナでルビを振っていました。「餃」が「常用漢字ではないから」です。
しかしきょうは、振りませんでした。
「固有名詞であること」
「『餃子』は(書くのは難しいが)読むのは、小学生でも読める」
と判断したからです。
各紙夕刊を見てみたら、
(読売)餃子(ギョーザ)=ルビあり
(朝日)餃子(ギョーザ)=ルビあり
(毎日)餃子=ルビなし
(産経)餃子=ルビなし
(日経)餃子=ルビなし
でした。「テレビ局」は、ネットで見たところ日本テレビ・NHK・TBS・テレビ朝日・フジテレビともに、「ルビなし」でした。ルビのない「餃子」は、
「ルビなし餃子」
と呼ぶとか呼ばないとか。
中華料理には、この手の、
「漢字は読めるが、常用漢字ではないもの」
がたくさんありますね。
「炒飯」=チャーハン、「拉麺」=ラーメン、「焼売」=シューマイ、
「青椒肉絲」=チンジャオロース、「回鍋肉」=ホイコーロー、「甜面醤」=テンメンジャン、
「老酒」=ラオチューなどなど。皆さんはどのくらい読めますか?
え?食べるのは得意だけど、読むのは苦手だって?
まあ、「餃子」に「ルビ」が必要かどうかは、意見が分かれるかもしれませんが、
「餃子」に「タレ」は必要ですね。
(2022、10、28)


