最近、東京の若者の間で、
「知らんけど」
が流行っているという話題がテレビで放送されていました。関西人が使う「知らんけど」に関しては、2017年に「平成ことば事情6462知らんけど」で書きましたが、
「関西で使われている『知らんけど』のアクセントは、東京と違うのか?」
と東京の先輩のアナウンサーに聞かれたので、調べて・考えてみました。
東京で流行っているというニュースでインタビューに答えている人や、ナレーション原稿を読んでいるアナウンサーのアクセントを、よーく聞いてみたところ、どうやら、
「3種類のアクセント」
があるようです。すすなわち、
- シ/ランケ\ド=共通語風。京都風
- シ/ラン\ケド=大阪風
- シ/ラ\ンケド=九州風
の3種類で、それぞれの特徴を言うと
(1)共通語風・京都風、あまり自信がない場合
- 大阪風、一番ポピュラー
- 九州風、強調する場合
という感じです。
私自身は、(2)かなあと思いますが、ちょっと強めに強調する時には(3)も使う気がします。(1)はあまり使わないけど、たまに使ってしまっているかもしれません、知らんけど。本当にあまり自信ないときですかねえ・・・。
(2022、10、21)


