8708「レベチ」

2022 . 10 . 7

8708

 

10月2日のネット記事(スポニチアネックス)を見ていたら、女優の広瀬すずさんの記事が出ていました。その見出しは、

『広瀬すず、すっぴんからのメイク動画が大反響!ネット「レベチ」「完成した料理にパセリかけてるだけ」』

とありました。記事の内容には、そんなに興味はないのですが、この見出しに出てきた

「レベチ」

が気になりました。恐らくこれは、

「レベルが違う」

を短縮した「俗語・若者言葉」なんでしょうね。初めて見ました。「レベルチェック」の略ではないよな。

グーグル検索では(10月6日)

「レベチ」=364万件

でした。やはり、

『「レベルが違う」の略として用いられる若者言葉(ギャル語)。 格が違う、レベルが違う、比べものにならないといった意味で用いられる。』

あ、そういえば、「段違い」を略して、

「ダンチ」

というのがありましたが、それと略し方が似ていますね。

「段」「違い」→「ダンチ」

「レベル」「違い」→「レベチ」

ということか!

しかし「アクセント」は、

「レ/ベチ」

「平板アクセント」なのに対して、

「ダ\ンチ」

「頭高アクセント」でした。これが「平板アクセント」だと、

「ダ/ンチ(団地)」

になっちゃいますもんね。

なお、後輩の元銀行員によると、

「銀行では昔から、千と万の『桁違い』のことを『ケタチ』というので、『レベチ』に違和感はありません」

とのことでした。ケタチ名言!

 

(2022、10、6)