「きぐう」
という言葉を「漢字」で書くと、
「奇遇」
だと思っていました。
ところが、もう一つの表記が辞書に載っていたのです。それは、
「奇偶」
でした。「使い分け」はどうするのでしょうか?
…と思ったら、全然、意味が違うんですね。『広辞苑』によると、
*「奇遇」=思いがけず出会うこと。不思議な縁でめぐりあうこと。(例)こんなところで会うとは奇遇だ。
*「奇偶」=奇数と偶数。半と丁。
ということで、一般的によく使う、
「いやあ、“きぐう”だなあ」
という「きぐう」は、
「奇遇」
ですね。
「奇偶」
のほうは、「カジノ系」ですかねえ。いや、「博打系」か。
あんまり使うことは、なさそうです。
(2022、10、13)


