9月6日の「ミヤネ屋」に、旧統一教会の取材を20年続けて来られたジャーナリストの「鈴木エイトさん」に出演していただきました。その中でエイトさんが、
「ミソジニー(misogyny)」
という言葉をサラッと話されましたが、多分スタジオにいる人はあまり理解せずに、聞き流したのではないかと思います。「ミソジニー」とは、
「女性に対する憎悪や嫌悪」「女性嫌悪」「女性蔑視」「女嫌い」
のことですね。そういう人のことは、
「ミソジニスト(misogynist)」
と呼びます。結果的に「男尊女卑」の傾向になりますね。
「三十路」
とは関係ありません。私はいつも「鳥」の、
「ミソサザイ(鷦鷯)」=こんな漢字、書くんだ!
を思い浮かべてしまいますが。
旧統一教会のように「家長制度に基づく家族制度」を支持する人たちには、この「ミソジニー」の傾向が見られるというような話を、鈴木エイトさんはされていたと思います。
その反対の、
「男性への嫌悪あるいは憎悪」「男性嫌悪」「男性憎悪」
という意味の言葉もあることを知ったのは、ことし(2022年)の8月2日でした。
「ミサンドリー(misandry)」
というそうです。グーグル検索ではどちらが多いか?(10月25日)
「ミソジニー」 =104万0000件
「ミサンドリー」= 4万3500件
やはり、「ミソジニー」のほうが圧倒的に使われていますね。
でも、どちらもまだ「専門用語」としてしか使われず、
「日本語のカタカナ語としては、定着していない」
と思います。定着すべきなのか、どうなのか?
うーん・・・。
(2022、10、25)