8737「ミソジニーとミサンドリー」

2022 . 10 . 26

 

9月6日の「ミヤネ屋」に、旧統一教会の取材を20年続けて来られたジャーナリストの「鈴木エイトさん」に出演していただきました。その中でエイトさんが、

「ミソジニー(misogyny)」

という言葉をサラッと話されましたが、多分スタジオにいる人はあまり理解せずに、聞き流したのではないかと思います。「ミソジニー」とは、

「女性に対する憎悪や嫌悪」「女性嫌悪」「女性蔑視」「女嫌い」

のことですね。そういう人のことは、

「ミソジニスト(misogynist)」

と呼びます。結果的に「男尊女卑」の傾向になりますね。

「三十路」

とは関係ありません。私はいつも「鳥」の、

「ミソサザイ(鷦鷯)」=こんな漢字、書くんだ!

を思い浮かべてしまいますが。

旧統一教会のように「家長制度に基づく家族制度」を支持する人たちには、この「ミソジニー」の傾向が見られるというような話を、鈴木エイトさんはされていたと思います。

その反対の、

「男性への嫌悪あるいは憎悪」「男性嫌悪」「男性憎悪」

という意味の言葉もあることを知ったのは、ことし(2022年)の8月2日でした。

「ミサンドリー(misandry)」

というそうです。グーグル検索ではどちらが多いか?(10月25日)

「ミソジニー」 =104万0000件

「ミサンドリー」=  4万3500件

やはり、「ミソジニー」のほうが圧倒的に使われていますね。

でも、どちらもまだ「専門用語」としてしか使われず、

「日本語のカタカナ語としては、定着していない」

と思います。定着すべきなのか、どうなのか?

うーん・・・。

 

(2022、10、25)