8687「女の子なんだもん」

2022 . 9 . 27

8687

 

 

昼飯を食べながら、なぜか女子バレーボールのアニメ、

「『アタックNo.1』のテーマソング」

が頭に浮かびました。「1970年」にリリースされた曲です。おお、「大阪万博」の年!(アニメの放送は、1969年12月から1971年11月)

この歌は、曲の途中に「セリフ」があるんです。

「だって、涙が出ちゃう。女の子だもん」

気になったのは、この、

「女の子だもん」

という部分です。たしか、そんなタイトルの歌謡曲もありました。

麻丘めぐみさんが歌う、その名もズバリ!

「女の子なんだもん」

この曲は「1973年」に発売されています。つまり、

「1970年代前半」=「昭和40年代後半」

ですね。

この時代の曲と言えば、「花嫁」いう言葉を付けた曲もありました。こちらもその名もズバリ、

「花嫁」(はしだのりひことクライマックス)

「瀬戸の花嫁」(小柳ルミ子)

そういう価値観が主流で、こういったヒット曲を支持してきたのです。

半世紀たって、毎日の生活の中で改めて、

「時代は変わったのだな」

と気付くのが大抵の人達ですが、気付かずに、こういった、

「1970年代の価値観」

を保持しているのが、いま社会を騒がせているような人たちなのではないかなぁ…ということを思ったのでした。

ちなみに前回の「吉田茂元首相の国葬」ですが、これは、

「1967年」

その前後では、

「1966年」=ビートルズ初来日・日本武道館公演

(「1967年」=吉田茂元・首相の国葬)

「1968年」=3億円強奪事件

「1969年」=アポロ11号 人類初の月面着陸

「1970年」=日本万国博覧会

といった感じです。

 

(2022、9、26)