8678「甘熟」

2022 . 9 . 15

8678

 

後輩がフェイスブックで、期間限定で新発売のアイスクリームの写真を載せていました。ハーゲンダッツの、

「甘熟 紅はるか」

というものです。フタを取ってないから、おいしそうかどうかは、わかりませんが。写真だけで、どうせ「くれない」んでしょ「紅」だけに。この

「甘熟」

という言葉には、

「かんじゅく」

とルビが振ってありました。そうか、

「完熟」

ではないんだな。これは新しい言葉かも、と思いましたが「ちょっと待てよ」と。

これ、絶対俺、書いてるわ。

検索してみたら、案の定「2007年6月17日」に、

「平成ことば事情2905甘熟バナナ」

で書いていました。

「15年前」

か!それからは、一度も引っかからなかったのかな?でも、

「絶対、書いている気がする」

と思ったんだよね。しかし15年も前とは思わなかった。

そして、僕が書いているということは、飯間さんと塩田さんの『三省堂国語辞典』には載っているな。「第八版」を引いてみたら・・・載っていました。

*「かんじゅく(甘熟)」=(「完熟」から)甘く熟(成)すること。(例)「甘熟バナナ」「甘熟酢」

そうか、「バナナ」以外に」「酢」もあるのか。

勉強になります。

『明鏡国語辞典』『新明解国語辞典』『新選国語辞典』『岩波国語辞典』には載っていませんでした。

『大辞林』には載っていて、

「(宣伝用の造語)」

と記されていました。ちょっと厳しい感じ。

 

(2022、9、14)