8月24日、「ミヤネ屋」で、岩手県の八幡平市安比高原に英国の全寮制の伝統校が、日本で初めてできるという話題を紹介しました。何と、
「年間の学費が1000万円!」
ヒエー!です。
その際、原稿に、
「英国式」
と書かれていたのを、ナレーターのFさんが持って来て、
「道浦さん、これは『えいこく』『イギリス』、どっちで読んだらいいでしょうか?」
と質問してきました。
まあどちらでも間違いではありませんが、どちらが「よりふさわしいか?」ということですね。
「米国」「米」
の場合は、ほとんどの場合、漢字で書かれていても、
「アメリカ」
と読み替えています。つまり、
「米国」=アメリカ
「米国人」=アメリカ人
「米兵」=アメリカ兵
といった具合です。それに倣えば、「英国」も全部、
「イギリス」
にしてしまえばいいような感じもしますが、結構、
「えいこく」
と言う(読む)ケースもありそうです。
「英国式ハイティー」
とか、
「英国王室伝統の」
なんていうと、
「えいこく」
と読みたいところです。そうだ、映画で、
「英国王のスピーチ」(2016年)
というのがありましたね。あの「タイトル」はどう読んでいるのだろう?と、宣伝VTRを検索してみたら、
「えいこくおう」
と読んでいるではありませんか!つまり、
「格式張って、伝統を強調しようという場合は『えいこく』と読むほうがふさわしい」
ということのようです。
「米国」より「英国」のほうが歴史がありますからね。
今回は「伝統校」なので、
「えいこく」
と読むことにしました。
(2022、8、24)


