8月3日の「ミヤネ屋」の「“統一教会”」のパネルをチェックしていたら、こんな文言が出てきました。
「政界中枢に触手?」
あれ?この、
「触手」
というのは、もしかしたら、
「食指」
ではないか?「ショクシュ(触手)」と「ショクシ(食指)」、音が似ていて、意味も似ています。ただ、
「触手」=「伸ばす」
「食指」=「動く」
なのではないか?この文言は「触手」で切れているけれども。つまり興味を持って、
「食指が動く」
が先にあって、具体的な行動を起こすのが、
「触手を伸ばす」
ということでは?そう考えると、“統一教会”のケースは、
「すでに触手を伸ばしていた」
ということで、これで合っていたんですね。
グーグル検索では(8月8日)、
「触手を伸ばす」=3万7700件
「食指を動かす」= 7080件
「食指が動く」 =9万8500件
「触手が動く」 =1万9800件
でした。
「食指が動く」の意味は、
『食欲が起きたり、物事に対する欲望や興味が生じたりすること。もともとの意味は「食欲が起きる」で、そこから転じてさまざまな物事に対しても使われるようになった』
とのことです。
最後の「触手が動く」のトップに出て来たのは、
『誤用に注意!「食指が動く」の意味と正しい使い方、「食思・触手」との違い』
というものでした。やっぱり間違いやすいんだ!「広辞苑」によると「触手が動く」のほうの意味は、
「野心を持ち、何かに働きかけようとする気持ちが起こること」
また「触手を伸ばす」は、
「野心をいだいて、徐々に行動を移す」
で、最初に書いた通りですね。「思う」のと「行動に移す」という違いがありそうです。
(2022、8、8)


