8月5日、たった3日間しか開かれなかった参院選後の「臨時国会」の最終日に、衆・参両院議長によってそれぞれ、先月8日に凶弾に倒れた安倍晋三元・首相への、
「弔詞(ちょうし)」
が読まれました。これ、普通は、
「弔辞」
ですよね。「弔辞」と「弔詞」はどう違うのか?辞書で「弔詞」を引くと、
「弔辞に同じ」
と書かれていました。しかし、
「意味は同じでしょうけれど、使われる場面が違うのではないか?」
だから「辞」「詞」と漢字が違うのだと思うのですが。
アクセントは、
「弔詞(チョ/ーシ)」
と「平板アクセント」で、千葉県の「銚子」や「調子」と同じです。「弔辞」とも同じです。
ただ、尾辻参院議長は、
「チョ\ーシ」
と「頭高アクセント」で読んでいましたが、これは政治家によくある、何でも「頭高アクセント」にして力を込めて言う、
「演説アクセント」
なのでしょう。
この日の夜のテレビ朝日「報道ステーション」を見ていたら、テロップは「弔詞」でしたが、女性ナレーターは、
「ちょうじ」
と濁って読んでいたように聞こえたのですが、確認しようと、もう一度出て来るのを待ったのですが、1回しか読まれませんでした…。
(2022、8、8)


