8580「芙蓉の雪」

2022 . 7 . 15

8580

先日、兵庫県の伊丹市に行った時に、

「芙蓉の花」

が咲いているのを見かけました。

その後、会社のテラスでも「芙蓉の花」を見かけました。季節なんですね。

そのことをフェイスブックに書いたら、大学の先輩から、

「芙蓉と言えば、旧制高校の歌に出て来ますね」

と言われました。知らなかったので検索してみたら、

「旧制第一高等学校寮歌『芙蓉の雪の吹雪して』」

という曲が出てきました。歌詞は、

「芙蓉の雪の吹雪して 大利根の流れ曠野(かうや)行く」

というもの。

さらに、その「旧制一高」の有名な校歌、

『嗚呼(ああ)玉杯に 花受けて』

の2番の歌詞が、

「芙蓉の雪の精をとり 芳野の花の華(か)を奪い」

とありました。

しかし、この「芙蓉」は果たして「花」なのか?

「芙蓉の雪」

で一つのフレーズになっているので、そこに疑問を持ち調べてみたところ、

「富士山の雅称が『芙蓉峰(ふようほう)』」

であることが分かりました。その名前は、

「富士山の山頂の火口の形が、芙蓉の花の形に似ているところから」

なのだそうです。

そういえば、山岳小説を書いた作家・新田次郎の作品に、

「芙蓉の人」

というのがありました。これは富士山測候所を建設した野中到・千代子夫妻を描いたものでした。昔、読んだ覚えがあります。

また、古代中国では「日本」のことを、

「芙蓉の島」「芙蓉の国」

とも呼んでいたそうです。

そして「富士山」も、

「芙蓉の山」

と呼ばれていたそうです。

まだまだいろいろ、知らないことがたくさんあります。

日々、勉強ですね。

(2022、7、14)