8558「傘『を』打ちつけるか 傘『に』打ちつけるか」

2022 . 7 . 6

8558

 

雨が激しく降っているときの表現として、

「雨が『傘に』打ちつけています」

というのがあります。最近これを、

「雨が『傘を』打ちつけています」

と言う人が増えている気がします。「傘」の代わりに「地面」の場合もあります。それに関しては、たしか前に書いたな。

まあ、今回は「傘」として、この「助詞の違い」、つまり、

「に」か?「を」か?問題

で閃きました!つまりこれは、

「目線(視線)の方向の違い」

なのではないでしょうか?

「傘『を』打ちつける」

という人は、「雨」の視点に立って、

「傘に向かっていってる」

のです。それに対して、

「傘に打ちつける」

という人は、「その傘を持っていて、雨を迎える側」の視点だと思うのです。

ですから、

「自分の傘『に』向かって、雨が降ってくる」

のです。だってその傘の所有者は「自分」ですからね。

「傘を」の場合は、必ずしもその傘は「自分の物ではない」と考えられるのではないでしょうか?

どうかな、この解釈は。

 

(2022、7、6)