8551「セミの初鳴きと梅雨明け4」

2022 . 7 . 4

8551

 

 

2022年は「6月28日」に、前日(6月27日)の関東甲信などに続いて、

「近畿地方も梅雨明け」

しました。早っ!

「6月の梅雨明け」は「史上初」だそうです。

兵庫・豊岡市では、5日連続の猛暑日(35℃以上)。これも6月としては史上初めてだそうです。

ということは、実はもう実質的に、

「『従来の6月』ではなくなって来ているのでは?」

これを、

「シン7月」

と定義すればいいのではないでしょうか?

というか「従来の6月への対応」ではなく、「従来の7月への対応」にすると。

ま、それはさておき、いつもは「梅雨明けの前」になると、

「セミの初鳴き」

を確認していたのです。その何日か後に「梅雨明け」が発表されていたのに、今年はまだ「セミの初鳴き」を聞いていません。それなのに「梅雨明け」してしまった!

ということで、「セミ」に注目していたら、6月が終わって7月になった「けさ(7月1日)」、ついに大阪ビジネスパーク(OBP)で「セミの鳴き声」を耳にしました!

ということで、今年は、

「梅雨明けの3日後に、セミの初鳴き」

ということになりました。

これは、私が観察を始めて12年目で初めてのこと…かと思ったら、

「『2011年』も『梅雨明けの4日後』に『セミの初鳴き』を聞いていた」

のでした。忘れてたあ。

過去のものも合わせて、記しておきますね。

 

【初鳴き確認日】    【近畿の梅雨明け】 【初鳴きの何日後(前)か】

2011年=7月12日    7月 8日頃     4日前(?)

2012年=?????    7月16日頃     ????

2013年=7月 5日    7月 8日頃     3日後

2014年=7月 8日    7月20日頃    12日後

2015年=??(6月21日)7月24日頃    ???(33日後??)

2016年=7月 4日    7月18日頃    14日後

2017年=7月 7日    7月19日頃    12日後

2018年=6月25日    7月 9日頃    14日後

2019年=7月 5日    7月24日頃    19日後

2020年=7月 7日    7月31日     24日後

2021年=7月 5日    7月17日     12日後

2022年=6月28日    7月 1日      3日「前」

 

なお、

平成ことば事情6407「セミの初鳴きと梅雨明け」

令和ことば事情7571「セミの初鳴きと梅雨明け2」

令和ことば事情8153「セミの初鳴きと梅雨明け3」

もお読みください。

 

(2022、7、1)