著者は、イギリス王室関連の話題の際に、「ミヤネ屋」にもよくご出演いただく方ということで、本書を買って読みました。
英国王室の話も出て来るけれど、それは全体の「4分の1ぐらい」かな。細切れの感じでした。
それよりは「イギリス」という国が「孤独」に対して「人のサービス・ケア」で、いかにフォローしているかという具体例が、たくさん紹介されていました。
そして「孤独」が人間社会にとって、実は「恐るべき敵」であるという警鐘を鳴らしていました。イギリスでは「孤独担当相」という大臣まで設置されたと!著者自身、1年半ほど前に、長年連れ添った夫を亡くして、それによって「孤独」ということが身に染みているのだと思います。ただ、こう言っては何なんですが・・・文章はそれほどお上手ではありません。全体の構成というか、つながりが感じにくかったのが残念でした。
(2022、7、11読了)


