7月26日の「ミヤネ屋」の放送前に、東京のSディレクターさんから電話がかかって来ました。
「世界平和統一家庭連合の韓鶴子(ハンハクチャ)総裁のことを『現教祖』と呼ぶのは、いかがなものでしょうか?『教祖』というのは『最初の一人』なのでは?つまり“統一教会”の『教祖』は『故・文鮮明(ムンソンミョン)』だけなのではないでしょうか?」
というのです。
たしかに、「教祖」を辞書で引くと、
・「教祖」=「ある宗教・宗派の創始者・宗祖」
とあります。実はこれは前日も出ていた表現で、私もちょっと気にはなったのですが、そのまま流していました。というのは、
「『中興の祖』的な人を『教祖』と呼ぶこともあり、韓鶴子総裁は『教祖の妻』という地位でしたから、それに当たるのかもしれない。また、いわゆる“統一教会”の教祖は『文鮮明氏』ですが、教団は文氏が亡くなった2012年の3年後(2015年)に改名しているので、現在の『世界平和統家庭連合』としては、韓鶴子総裁が『教祖』と言えるのかもしれない。」
と思ったからです。
しかし、やはり誤解を招く表現ではあるので、結局この、
「現教祖」
という表現は、外しました。
(2022、7、27)


