4月18日の日本テレビ・お昼の「ストレイトニュース」で、ウクライナのブチャでの虐殺のニュースを放送していました。その際にインタビューに答えていたのは、教会の、
「アントリー・ラヴビン司祭」
でした。これは「ギリシア正教」だから、「牧師・神父」ではなく、
「司祭」
だったのでしょうか?
それとは別に、漫画雑誌の『ビッグコミック・オリジナル』で「エリザベス1世と彼女を支えた中心の物語」と銘打ち連載されている、
『セシルの女王』(こざき亜衣)
の「第11話」に、こんなセリフが出てきていました。
「そのじいさんは カトリックの司教(ビショップ)でケンブリッジの総長だ。
お前の大好きなトマス・クロムウェルが 今一番目の敵にしている人間だぜ。」
ということで、
「司教」
が出て来ました。「司教」は「カトリック」で使われるのですね。そして英語では、
「ビショプ(bishop)」
なのか。「チェスの駒の名前」でおなじみですね。
さて、ここで質問。
「司祭」と「司教」は、どう違うのか?
『広辞苑』を引くと、
*「司祭」(priest)=「キリスト教の聖職の一つ。ローマカトリック教会では司教の下位、ギリシャ正教・聖公会では主教の下位にあって、教会の儀式・典礼をつかさどる。祭司。」
*「司教」(bishop)=「カトリック教会で、司祭の上に立つ聖職。司教区の首長」
そうか、「司教」のほうが「司祭」より「偉い」のか。「上司」なんですね。
(2022、6、1)


