イギリスのエリザベス女王が、女王に即位して「70周年」の、
「プラチナ・ジュビリー」
を迎えました。その6月2日の「ミヤネ屋」のニュースのテロップをチェックしていたら、
「即位70周年」
「在位70周年」
の2種類の表記が出て来て、「どっちにするの?」とディレクターに聞いたら、
「即位」
で統一とのことでした。
「ミヤネ屋」放送後に。放送各社などの表現をネットで確認したところ、以下のようなことで2つに割れました。
*「即位」=日本テレビ、NHK、テレビ朝日(6月2日)、BBC、時事通信、読売新聞
*「在位」=TBS、フジテレビ、テレビ朝日(2021年12月30日)、ロイター通信、
朝日新聞、毎日新聞、産経新聞、日経新聞、東京スポーツ、ハースト婦人画報社(25ans=ヴァンサンカン)、VAGUE、映画「エリザベス丈陛下の微笑み」
(「婦人画報社」、「ハースト」の傘下になっていたのか!)
「女王に就任してから70年経った」ということなら「即位」
「即位してからずっと現在まで70年務めた」ということなら「在位」
ですね。
いわゆる「周年(annual)」であれば、基準は「就任した時から」なので「即位」、
現在まで続いているという「女王の地位の継続」を重視するなら「在位」ということなのかなあと思いました。
(2022、6、2)



(追記)
6月3日の朝刊で、
「在位70年」=毎日新聞、日経新聞
を確認しました。
また6月3日の朝刊「ラテ欄」で、各テレビ局の「番組の表記」を見たところ、
(МBS)即位70年(TBS「ひるおび」)
(ABC)即位70年(テレ朝「ワイド!スクランブル」)
(KTV)在位70年(「報道ランナー」)
(YTV)即位70年(日テレ「スッキリ」)
即位70周年(「ミヤネ屋」)
でした。
(2022、6、3)