5月19日の日本テレビ「スッキリ」を見ていたら、
「いのちの電話」
の取材をしていました。一年で一番自殺者が多いのは「3月」だそうですが、2番目はゴールデンウイーク明けのこの時期、つまり「5月」なんだそうです。そこでこの取材ということなんでしょう。(俳優の渡辺裕之さん、ダチョウ倶楽部の上島竜平さんと続きましたし・・・)
その中の説明で、この「いのちの電話」のことを、自殺願望者の命を救う、
「最後のとりで」
と表現していました。
「ミヤネ屋」ではこの前、ウクライナのマリウポリでアゾフ連隊などが立てこもる、
「アゾフスタリ製鉄所」
のことを、
「最後の砦(とりで)」
と表現しました。
「アゾフスタリ製鉄所」に立てこもった兵士たちは投降し、陥落してしまいましたが、「いのちの電話」の「最後のとりで」は、絶対に“陥落”してはいけないものです。
そしてこの日のお昼のNHKニュースを見ていたら、関西ローカルで、
「迎撃ミサイルPAC3(パックスリー)」
の演習のニュースが流れていました。ここでも「PAC3」を、
「最後のとりで」
と表現していました。これも絶対に“陥落”してはいけません。
こんなに「最後のとりで」が連発する日も珍しいなと思いました。
(2022、5、19)


