4月20日の「ミヤネ屋」で、テロップをチェックしていたら、北朝鮮の、
「金正恩(キムジョンウン)総秘書」
というテロップが出て来ました。
「総秘書」?
それは、
「総書記」
の間違いだろ!と思って「総書記」に直しましたが、どうも「秘書」というのも、あながち間違いではなかったようなのです。というのは、
「秘書」「書記(官)」
共に英語では、
「secretary(セクレタリー)」
だったのです!
「secretary」を「書記」と訳すか「秘書」と訳すかという違いなんですね!
それで、韓国の「中央日報」の日本語版では「金正恩」を、
「総秘書」
と訳していて、その「中欧日報」の記事を紹介したので、
「総秘書」
と出て来たのですね。「中央日報」の記事からはこのほか、
「党第2次初級秘書大会」
という言葉も出て来て、これはそのまま、
「秘書大会」
と出しましたが、映像を見てよく考えたら、これも、
「書記大会」
にしたほうが良かったなと思いました。
ちなみに、アメリカでは、「国務省」や「国防総省」などの「各省の長官」の英語呼称も、
「secretary」
なのですね!知らなかった!それを、
「長官」
と訳しているのですね。
「セクレタリー」は「秘書」だけではなかったんだ!
(2022、5、26)


