4月18日の「ミヤネ屋」で、ロシア軍がウクライナマリウポリの「アゾフスタリ製鉄所」に立てこもっている「アゾフ連隊」などの人たちに対して、
「武装解除し『降伏』を要求」
というテロップが発注されました。それを見て、私は、
「この場合『降伏』は違うのではないか?」
と思いました。というのは、
「個々の兵士」などは、
「投降」
で「国や自治体」などが「負けました」というのが、
「降伏」
なのではないか?と思ったのです。
英語では「投降」「降伏」をどう言うのか?和英辞典・英和辞典を引いてみたら、共に
「surrender」
なんですね。それをどう訳すかは「通訳さんの日本語能力」が試されるということか。
「surrender」(サレンダー)
という単語を聞くと思い出すのは、「サザンオールスターズ」の曲で、
「愛サレンダー」
っていうのがあったなあと。ググったら、
「あっという間の夢のTONIGHT」(1998年)
という曲で、歌詞の表記は全く英語で、
「I Surrender(愛されんだあ)」
でした。
結局、テロップは、
「武装解除し『投降』を要求」
に直して放送しました。
(2022、5、6)


