急に思いました。本宮ひろ志さんの漫画、
「男一匹ガキ大将」
は、なぜ、
「男一匹」
なのか?あ、「助数詞」の話です。
急に思いついたのは、
「ガキ大将」と「青大将」
が「〇〇大将」のダジャレで、
「青大将」=「蛇」=「匹」=「ガキ大将」
とつながったのではないか?という「思いつき」です。
でも、
「三匹の侍」
もあったな。「ガキ大将」が出て来なくても「匹」。黒澤明は、
「七人の侍」
と、人間には「人」を使ったのに、こちらは「匹」。
うーむ。
「取るに足りなくて、人間で数えるよりもケモノ扱いしたほうがよい」
「ケモノのように、どう猛」
等というイメージはありますね。『広辞苑』では、
「男一匹」=「一人前の男子の意を強めていう語」
とありました。
『精選版日本国語大辞典』でも同様の意味が書かれていて、用例は、
「1686年」の「評判記難波立聞昔話」(市村四郎次)から、
「先は男の一疋(ヒキ)此堀(ほり)一見立てました。」
と出てきました。古くから使われている言葉だったのですね!
グーグル検索では(5月26日)
「男一匹」=56万4000件
でした。試しにこれも検索。
「女一匹」=14万4000件
でした。
(2022、5、26)


