5月24日、「ミヤネ屋」のパネルのチェックをしていたら、
「円安が物価高を追撃」
という見出しが。この「追撃」がちょっと気になりました。この場合は、
「円安が物価高に追い打ち」
なのではないでしょうか?
でも「追撃」の意味は「追い打ち」と同じだなあ。しかし、
「追い打ちをかける」
とは言っても、
「追撃をかける」
とは言わないな。ということは、
「意味が同じ言葉でも、成句の形としては一つの単語に決まっていて、置き換えができないものがある」
ということですかね。
また、「追いうち」の「うち」は、
「撃ち」「討ち」「打ち」
と表記があるな。どれなんだろうか?『新聞用語集2022年版』を見たら、
「追い討ち・追い撃ち」→「追い打ち」
と記されていたので、新聞・テレビでは、
「打ち」
に統一なんですね。
(2022、5、26)


