ロシアのウクライナ侵攻は、いまだ停戦には至りません…。そんな中で4月6日の「ミヤネ屋」で、その状況をご紹介した中に、
「戦火で苦しむ国民」
という表現が出て来ました。しかしこれを見て私は、
「これは『戦火』ではなく『戦禍』ではないか?」
と思い、
「戦禍で苦しむ国民」
に直しました。その後、今度は、
「戦火を止める」
という言葉が出て来ました。この場合の「センカ」は、
「実際に行われている戦闘のこと」
ですから、それを止めるという意味では、
「『戦火』でOK」
なので、そのまま放送しました。
「コロナ禍」「コロナ下」
も「同音で使い分けが難しい」ですが、この「戦禍「戦火」も使い分けが難しいです。
そういえば、スプルバーグ監督の作品に
「戦火の馬」
というのがあったのを思い出しました。
いずれにせよ「戦火」も「戦禍」も、一日も早く収まってくれることを願ってやみません。
(2022、4、6)


