2022年1月30日のネットニュースで、アイドル「Hay!Say”JUMP」の八乙女光さんが、
「突発性難聴」
になったと伝えていました。早く回復してほしいなと思います。この、
「突発性〇〇」
という病名は「突発」なので、
「突然起きる」
だとすぐわかるのですが、先日社内で回って来た訃報連絡の「死因」には、
「特発性肺線維症」
と記されていました。この、
「特発性〇〇」
は、ここ数年、よく目にするようになった気がします。
「特発性血小板減少症」「特発性腎出血」「特発性脱疽(だっそ)」
など。
「突発性」と「特発性」
どう違うのでしょうか?調べてみたら「特発性」は、
「原因がよくわからないケース」
のようで「難病」が多いのだそうです。
グーグル検索では(4月12日)
「突発性」=484万件
「特発性」=688万件
でした。
「突発」も「特発」も、起こらないに越したことはないですが、万が一、なってしまった場合は、一刻も早い治癒・回復を祈ります。
(2022、4、12)



(追記)
5月2日付「産経新聞」夕刊に、
「特発性過眠症」
という病気が取り上げられていました。睡眠時間が異常に長くなったり、目が覚めても強い眠気が持続したりする症状があるそうです。その発症リスクを上げる遺伝子が見つかったというニュースです。これは、
「特発性」
つまり、
「原因がよくわからない病気」
だったわけですが、原因がその遺伝子にあることが分かれば、治療法も確立し、「特発性」という文字が外れるかもしれませんね。
(2022、5、3)