8384「戦略と戦術」

2022 . 3 . 11

8384

 

<2018年4月11日に書き始めました>

サッカー日本代表のハリルホジッチ監督が、2018年4月9日、ロシアワールドカップを2か月後に控えた段階で「解任」されました。その是非について論じた文章の中に

「戦略なき戦術」

という言葉が出て来ました。

「戦略」と「戦術」

は似た言葉だけれども、どう違うのか?

 

<ここから2022年3月10日に書きました>

「核兵器(ミサイル)」の場合は、

「戦略核」と「戦術核」

というのもありましたね。どちらも恐らく「翻訳語」だと思いますが。簡単に言うと、

「戦術=短期(目先)」

「戦略=長期」

なのではないでしょうか。「核兵器」で言うと、

「戦術核=近距離ミサイル」

「戦略核=長距離ミサイル」(大陸間弾道弾など)

核ミサイルの場合はもう一つ、この2つの「中間」の射程の、

「戦域核」

がありますが、英語ではどういうのか?

「戦術核(近距離ミサイル)」=tactical nuclear weapon

「戦域核(中距離ミサイル)」=tactical nuclear weapon

「戦略核(長距離ミサイル)」=strategic nuclear weapon

あれ?「戦術」と「戦域」が、「英語では同じ」なの?

つまり「戦域核」という言葉は、

「日本で作られた」

ということですかね?英語の世界では、

tactical(戦術的)」と「strategic(戦略的)」

の「2種類」と考えていいんでしょうか?

「肉を切らせて、骨を断つ」

で、たとえて言うと、

「肉を切らせて」=戦術的

「骨を断つ」  =戦略的

と考えればいいのでしょうか?

 

(2022、3、10)