<2018年4月11日に書き始めました>
サッカー日本代表のハリルホジッチ監督が、2018年4月9日、ロシアワールドカップを2か月後に控えた段階で「解任」されました。その是非について論じた文章の中に
「戦略なき戦術」
という言葉が出て来ました。
「戦略」と「戦術」
は似た言葉だけれども、どう違うのか?
<ここから2022年3月10日に書きました>
「核兵器(ミサイル)」の場合は、
「戦略核」と「戦術核」
というのもありましたね。どちらも恐らく「翻訳語」だと思いますが。簡単に言うと、
「戦術=短期(目先)」
「戦略=長期」
なのではないでしょうか。「核兵器」で言うと、
「戦術核=近距離ミサイル」
「戦略核=長距離ミサイル」(大陸間弾道弾など)
核ミサイルの場合はもう一つ、この2つの「中間」の射程の、
「戦域核」
がありますが、英語ではどういうのか?
「戦術核(近距離ミサイル)」=tactical nuclear weapon
「戦域核(中距離ミサイル)」=tactical nuclear weapon
「戦略核(長距離ミサイル)」=strategic nuclear weapon
あれ?「戦術」と「戦域」が、「英語では同じ」なの?
つまり「戦域核」という言葉は、
「日本で作られた」
ということですかね?英語の世界では、
「tactical(戦術的)」と「strategic(戦略的)」
の「2種類」と考えていいんでしょうか?
「肉を切らせて、骨を断つ」
で、たとえて言うと、
「肉を切らせて」=戦術的
「骨を断つ」 =戦略的
と考えればいいのでしょうか?
(2022、3、10)


