8330「デーブさんのワクチン」

2022 . 2 . 2

8330

 

 

1月31日の「ミヤネ屋」で、デーブ・スペクターさんが、ぎこちない口調で、

「ワクチン」

と言っていました。

それがどうしたかって?

だってデーブさん、本当は「埼玉県人」ではなくて「アメリカ人」なんですよ。外国人が日本語の中で一番発音が難しいのは、

「外来語(カタカナ語)」

だというではないですか。

なぜならば、つい、その言葉の「原語」(「英語」のことが多い)の発音で、しゃべってしまうからです。つまり「ワクチン」を「英語」の、

「VACCINE(ヴァクシーン)」

と言ってしまいそうになるはずです。それなのにデーブさんは、きっちり、

「カタカナ」

で「ワクチン」と発音していたのです。

そもそも「ワクチン」は、

「ドイツ語由来」

ですからね、「英語」ではない。「医学用語」は「ドイツ語由来」が多いですね。日本に「近代医学」が入って来た「明治期」に、政界で一番の先進国は「ドイツ」だったのでしょう。「料理関係」は「フランス語」、音楽関係は「イタリア語」と「ドイツ語」、「登山用語」も「ドイツ語」ですね。

それにしてもデーブさんはもう、完全に「日本人」だな。

きっと、「パックン」や「厚切りジェイソン」は、「ワクチン」って言えないと思います。

知らんけど。

 

(2022、2、2)