8308「ヘビの数え方は『頭』か?『匹』か?」

2022 . 1 . 14

8308

 

 

2021年6月11日の「ミヤネ屋」の放送前に、デッィレクターから、

「ヘビの数え方は『頭』ですか?『匹』ですか?」

との質問を受けました。例の、

「アミメニシキヘビ」

が逃げ出したときですね。

「そりゃあ『匹』だろう。共同通信の『記者ハンドブック』では、原則は『腕に抱えられる大きさ』までは『匹』、『抱えられない大きさ』は『頭』。あと警察犬や盲導犬のように『人間の役に立つ動物』は『頭』を使うことがあるよ」

と答えたのですが、

「でも、今回のヘビは大きいですよ。一人では抱えきれないぐらい。それにヘビを捕まえた白輪(しらわ)さんは『頭』って言ってるんですけど」

ということでした。

「白輪さん」というのは、静岡県の「iZoo(イズー)園長」で、日本爬虫類両生類協会理事長でもある、

「白輪剛史(しらわ・つよし )さん」

のことです。でも白輪さんが「頭」と呼ぶのは、

「白輪さんの役に立っているから」

でしょうかね?

『数え方の辞典』(飯田朝子)を引くと「ヘビ」は、

「匹」「本」

になっていました。載ってはいませんでしたが、

「おろち(大蛇=ヤマタノオロチ【八岐大蛇】)」

は「頭」かもしれないなと思いました。

今回の「アミメニシキヘビ」は、やはり、

「匹」

ですね。

 

(2021、1、14)