2021年6月11日の「ミヤネ屋」の放送前に、デッィレクターから、
「ヘビの数え方は『頭』ですか?『匹』ですか?」
との質問を受けました。例の、
「アミメニシキヘビ」
が逃げ出したときですね。
「そりゃあ『匹』だろう。共同通信の『記者ハンドブック』では、原則は『腕に抱えられる大きさ』までは『匹』、『抱えられない大きさ』は『頭』。あと警察犬や盲導犬のように『人間の役に立つ動物』は『頭』を使うことがあるよ」
と答えたのですが、
「でも、今回のヘビは大きいですよ。一人では抱えきれないぐらい。それにヘビを捕まえた白輪(しらわ)さんは『頭』って言ってるんですけど」
ということでした。
「白輪さん」というのは、静岡県の「iZoo(イズー)園長」で、日本爬虫類両生類協会理事長でもある、
「白輪剛史(しらわ・つよし )さん」
のことです。でも白輪さんが「頭」と呼ぶのは、
「白輪さんの役に立っているから」
でしょうかね?
『数え方の辞典』(飯田朝子)を引くと「ヘビ」は、
「匹」「本」
になっていました。載ってはいませんでしたが、
「おろち(大蛇=ヤマタノオロチ【八岐大蛇】)」
は「頭」かもしれないなと思いました。
今回の「アミメニシキヘビ」は、やはり、
「匹」
ですね。
(2021、1、14)


