「ミヤネ屋」のFディレクターから、質問を受けました。
「『効きづらい』と『効きにくい』の使い分けは、どうしたらいいでしょうか?」
これは、原則は、
・「~しづらい」=精神的に躊躇(ちゅうちょ)されて、そうすることが困難。できるけど、したくない。
(例)「以前、失礼なことを言っちゃったので、あの人の所には『行きづらい』」
・「~しにくい」=物理的に、そうすることが困難。したくても、できない。
(例)「駅から歩いて30分もかかるので、あの人の所には『行きにくい』」
ですね。
でも最近は「にくい」よりも「づらい」を使う傾向が強くなっているように思います。
つまり、
「『~しにくい』は『使いにくい』」
あるいは、
「『~しにくい』は『使いづらい』」
と思っている人が、増えているのではないでしょうか?
(2022、1、27)


