8328「『づらい』と『にくい』」

2022 . 1 . 27

8328

 

 

「ミヤネ屋」のFディレクターから、質問を受けました。

 

「『効きづらい』と『効きにくい』の使い分けは、どうしたらいいでしょうか?」

 

これは、原則は、

 

・「~しづらい」=精神的に躊躇(ちゅうちょ)されて、そうすることが困難。できるけど、したくない。

(例)「以前、失礼なことを言っちゃったので、あの人の所には『行きづらい』」

「~しにくい」=物理的に、そうすることが困難。したくても、できない。

(例)「駅から歩いて30分もかかるので、あの人の所には『行きにくい』」

 

ですね。

でも最近は「にくい」よりも「づらい」を使う傾向が強くなっているように思います。

つまり、

「『~しにくい』は『使いにくい』」

あるいは、

「『~しにくい』は『使いづらい』」

と思っている人が、増えているのではないでしょうか?

 

(2022、1、27)