11月19日、「NHK紅白歌合戦」の出場歌手が発表されました。「国民的行事」ということで「ミヤネ屋」でも取り上げたのですが、よく考えたら(よく考えなくても)なぜ他局の番組の宣伝をしなくてはならないのか?大きな疑問です。そこにこだわりを持たないのが「ミヤネ屋」の良さなのかもしれませんが。あ、もちろん「紅白」は録画して、大晦日に見るのは「日本テレビ」の「笑ってもよい」ほうの番組ですよ。
疑問と言えばその「紅白歌合戦」、これだけ「ジェンダー」がやかましく言われているときに「男性と女性に分かれて」歌合戦をして、
「男=白、女=紅」
というの時代錯誤と言えば、時代錯誤。ただもちろん、もうそんなに色や男女にはこだわっていないのは分かっています。たしか、
「和田アキ子さんが白組」
で出たこともありました(2005年「男性2人・女性1人」の3人組ユニット「m-flo(エムフロ-)」と一緒に出演)し、「男女混合ユニット」だと、
「紅・白、どちらの組で出ていいのか」
ということで「どっちでもいい」ということになりますものね。
実際「男女7人組」の「AAA(トリプルエー)」は「2010年は白組」で出たのに、「2013年は紅組」となり、「2014年は再び白組」で出演しています。
もう、「色(紅白)」と「男女」は関係ないのか。
しかし、きょうの問題はそこではなく、
「紅組」
の読み方です。もちろん、
「あかぐみ」
ですが、本来「紅」の読み方(訓読み)は「常用漢字表」には、
「くれない・べに」
しかないので、本来なら、
「くれないぐみ」「べにぐみ」
と読むべきところです。もしくは「表外訓」として、
「紅(あか)組」
とルビを振るところです。
この日の「ミヤネ屋」では実際、一度は、
「あか」
という「ルビ」を振ったのですが、
「まあ、いいか。絶対読めるし・・・」
ということで外しました。


